いつもご愛読ありがとうございます。
手技DVDドット・コムの鳥居です。
23日、24日と枚方市さま主催のセミナーで
講師を担当させていただきました。
内容は、MicrosoftのExcelの実務ノウハウです。
皆さん受講中は笑顔が絶えず、とても楽しそうに
受講していただきました。アンケートにも
「楽しかった」とのお言葉が多かったそうです。
さて、そんなセミナーでも脱落者の方が1名、
思うに実質2名いらっしゃいました。
お一人は、二日目の休憩時間に
「ついていけなくて汗が止まらないので、
すみません、基礎クラスを受けてから
再度受講させてください。」
と言って帰ってしまいました。
今回の2日間のExcelセミナーは、高度な内容は
一切お伝えしていません。全て基礎の内容です。
でも、多くの方が実務の中で独学でExcelを
学ばれているため、便利な基礎の機能を使わずに
仕事をされています。
そう言った内容を、なぜ使う必要があるのか？
と言う考え方とともにお伝えしました。
でも、ついていけないとやめちゃった。
この方、多分、基礎クラスに入っても
ついていけないと言ってまた違うセミナーを
探されるような気がします。
セミナーに来るということは、分からないから
行くのであって、理解できることをセミナーで
教えてもらっても意味がありません。
分からなければ、一区切り終わったら講師に
聞けば済むことです。分かるまで教えてくれます。
教えない講師はダメ講師です（笑）
初日、この帰られた方は、一項目が終わるたびに
手を上げて僕のサポートを受けられていました。
セミナーではよくある光景です。
もしかしたら、講師に毎回助けてもらって
申し訳ないと思われたのかもしれません。
でもそれ、正しいセミナーの受け方なんです。
セミナーは人数が増えれば増えるほど、
講師の価値観を人数割しているって知って
ましたか？
受講生は一対一と思っていても、講師側は、
一対多数なんです。基本は受講生に対して
満遍なく対応しなければなりません。
その中で、受けるセミナーの価値を上げる
ノウハウの一つとして、『講師を独占する』
ことが挙げられます。
ただしお作法も存在します。
まず、一番前に座ること。講師と自分の間に
誰もいない状況にします。誰か挟むと、
その方越しに話すことになり迷惑です（笑）
次に、講師が「いい質問ですね！」と言う様な
質問をする様にしましょう。レベルの低い
質問ばかりだと、講師も話すのが嫌になります。
最後、笑顔で対応してください。笑顔でないと
講師と有意義な会話をするはずが、喧嘩腰の
議論になる可能性があります。
さて、もう一人の脱落者の方は、休憩時間に
ヨレヨレのチラシを持ってきて、このように
言ってきました。
「チラシには、『パソコンの基本操作ができる』
と書かれていたが、こんなのできへんで。」
チラシを見せてもらい、あらまと思いました。
それは僕が作ったコピーではなく、どうやら、
市の方が作ったチラシのようでした。
細かく操作方法を伝えますので大丈夫。
難しければ手を上げてください行きますので。
基本操作なので安心してついて来てください。
と言ったことを伝えると、しぶしぶ席で
大人しく受講されていましたが、
早く帰りたい感じが満載でした（笑）
たとえ思ってた内容のセミナーと違っていても
また、理解できない内容だったとしても、
何か持って帰ると言う心意気が大切です。
僕自身も「あれっ？」と思ったセミナー数知れず…（笑）
新規ビジネスの紹介セミナーと聞いて行ったら、
どストライクのネットワーク系のセミナー
だったとか…（笑）
何年も前ですが、とある柔整のサポートグループ
のセミナーに参加して、真ん前で食いつくように
受講したことがあったんです。
セミナー中からそのグループの営業が
ひっきりなしで、セミナー後もしばらく営業の
電話が何度もかかって来ました。
あまりの食いつきと、質疑応答の生々しさに、
困っている整骨院の院長と勘違いされたようです…（笑）
ここまでとは言いませんが、ぜひセミナーに
参加するからには、1つでかまいませんので、
何か持って帰りましょう。
● セミナーの正しい受け方
・ 一番前の席に座る
・ 質疑応答などで講師を独占する
・ 必ず何かノウハウを持ち帰る
まだまだあるのですが、まずはこの3つを実践
してみてください。院のスタッフさんにも
ご周知いただけると、効果絶大ですよ！
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