関節・筋肉・筋膜。皮膚全てにアプローチ可能なテクニックとは ?

いつもご愛読ありがとうございます。

 

 

手技DVDのコラム担当、

鍼灸師で物販コンサルタントの城戸です。

今週も宜しくお願いいたします。

 

 

毎回メルマガに多くの反響をいただき、

ありがとうございます。励みになります!

今週も宜しくお願いいたします。

 

 

今回ご紹介させて頂きたい内容が、

 

「クリニカルマニュアルセラピー」

 

になります。 

 

 

すでにお手にとって頂いた先生方からは、 

 

「取り入れやすく、効果の高い施術法として

使っています」

 

と嬉しいお声を沢山頂いております。 

 

 

「クリニカルマニュアルセラピー」について

少しご紹介させて頂きます。 

 

 

そもそもマニュアルセラピーとは何なのか? 

 

 

それをお話するには、紀元前にまで歴史を

遡る必要があります。 

 

 

マニュアルセラピーとは直訳すると、

「徒手療法」の意味になりますが、 

 

 

紀元前五世紀、医学の父といわれた、

ヒポクラテスの時代から存在していたと

されています。 

 

 

そのマニュアルセラピーにおいて有名なのが、 

ニュージーランドのブライアン・マリガンや、 

同国の理学療法士、ロビン・マッケンジー、

アメリカのドクター・パリスです。 

 

 

彼らはマニュアルセラピーを科学的な側面からも

研究を重ね、それを体系化しています。 

 

 

その歴史に名高い偉人達の数々のテクニックを

取り入れ、日本の臨床において使いやすいように

体系化し、 

 

 

伝統手技である、マニュアルセラピーのいいところを

余すことなく、 日本の手技とミックスさせ、 

いわば“西洋と東洋のハイブリッド手技”とも言える

手技へと昇華させたのです。 

 

 

それが、「クリニカルマニュアルセラピー」です。 

 

 

クリニカルマニュアルセラピーは、

筋肉・筋膜・関節のみならず、皮膚までもが

アプローチの対象となります。 

 

 

例えば… 

 

「腰痛」と一言で表現できますが、原因としては

様々です。 

 

それは… 

 

・関節が原因となる腰痛 

・筋肉が原因となる腰痛 

・筋膜が原因となる腰痛 

・皮膚が原因となる腰痛 

 

 

とパターンに分かれて痛みの原因が隠されています。 

 

 

さらには患者さまによっては、 

皮膚からの痛みは2割、関節からくる痛みが8割 

という風に、各4箇所に痛みの比率が隠されている

場合もあります。 

 

 

この4箇所に着目し、 

 

「患者さまが訴える痛みの原因」 

「患者さまの痛みの比率」 

 

について考えながら、 

 

 

「関節」と 「筋膜」、

「筋膜から皮膚にかけてのアプローチ」、

「全体にアプローチ」 と 

 

4箇所から考えられる様々なパターンを想定して

施術されています。 

 

 

この考え方を先生が常に持たれるようになれば、 

腰痛の原因となる、ものの考えをもっと広義に

することができますし、 施術パターンも広がります。 

 

 

また、クリニカルマニュアルセラピーは

30種類ものテクニックが盛り込まれた、

 “手技の宝庫”ともいうべき施術法です。 

 

 

先生の施術パターンが広がるということは、 

それだけのテクニックが先生のレパートリーに

実力として備わることになります! 

 

 

先生もご存知のように、脊椎の前方には

椎間板という関節があり、後方には左右対称に

椎間関節という関節があります。 

 

 

脊椎はこの3つの関節で動きますが、各関節で

様々な症状が起こります。 

 

例として、椎間関節の捻挫、炎症、加齢現象に

よる変形性関節症などがあげられますが、 

 

 

さらに、症状による痛みには、 

 

「前屈した時に痛みを感じる」 

「後屈した時に痛みを感じる」 

 

と、患者さまによって痛みを感じる動き、箇所は

異なってきます。 

 

 

「身体の状況を把握しながら、施術をおこなえる」

ということです。 

 

 

一つの箇所に対しアプローチをしている際、 

痛みが軽減されていなければ、位置を一つずつ

ずらしてアプローチを行い、 痛みを一番大きく

感じる場所を改善することができます。 

 

 

そして可動域障害や痛みを改善すると共に、 

身体のねじれも解消することができるので、

非常に万能といえるテクニックなんです。 

 

 

●クリニカルマニュアルセラピー DVD 頚部・上肢編 

 丸山正城先生

https://shugi-dvd.net/items/5971e19ced05e64aeb000e28

 

 

今回は

「クリニカルマニュアルセラピー DVD 頚部・上肢編」

の一部内容をご紹介させて頂きました。 

 

 

私自身今回のDVDの内容でありました通り、

筋肉・筋膜・関節のみならず、皮膚までもが

アプローチの対象になりますので、

 

 

痛みの原因のパターン分析を行い明確な

アプローチを行うことにより効果的な治療が

出来ると感じました。 

 

 

先生もこの機会に取り入れてみては如何でしょうか? 

 

 

●クリニカルマニュアルセラピー DVD 頚部・上肢編 

 丸山正城先生

https://shugi-dvd.net/items/5971e19ced05e64aeb000e28